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ぶっちゃけ…自分から離婚したのに後悔してます|私のリアルな離婚後エピソード

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「この人とこれ以上一緒に生きていくのは嫌だ──」
そう思い、私から離婚を申し出ました。

自分から申し出た離婚なのに、今、複雑な気持ちになることがあります。

「離婚して良かった!」と、言い切れない自分もいます。

夜中子どもたちを寝かせた後、布団の中で、漠然として不安に襲われます。

お金のこと、子どもの習い事の送迎、学校の行事──
1人でこなすには想像以上に大変です。

そしてふとした日常の中で気づくのです。
「元夫、意外といろんなことしてくれてたんだな」と。
悲しさと後悔が交錯します。

子どものことで「相談したいな」「こんな時、パパがいたら…」
そんな風に思うこともあります。

それでも、「やるって決めたんだから、先に進むしかない」という強い決意もあります。

離婚して良かったという体験談はよく見かけますが、正直な迷いや不安って、なかなか人には話せないですよね。

でも私と同じように「離婚するしかなかったけど、不安で仕方ない」という方がいるなら、この体験を共有することで、少しでも勇気になればと思います。

この記事では、離婚後に感じている現実的な気持ちや、現状、そして同じような状況の方に伝えたいことを包み隠さずお話します。

 離婚を決めた理由とその時の気持ち

私は離婚を決めた理由は、元夫のギャンブル依存症によって繰り返される借金でした。

生活費をスロットにつぎ込み、落としたと嘘を吐いたことから始まり
仕事をさぼって行く日もありました。

そういった問題が起きる度に、向き合って来ましたが、
彼はうわべだけで、治す気が全然ありませんでした。

信じては裏切られることを10年繰り返してきました。

そんな私が離婚を決断したのは、隠れて作った借金が返済できなくなって債務整理をしたにも関わらず、その支払いもせずに裁判所執行一歩手前になったことです。

私は第3子出産時に死にかけ、救命救急に搬送されました。生死を彷徨う私を見ても尚、変わる様子はなく、突然「夜のバイトを始めてお小遣い稼ぎをしたい!やらせないなら出ていく」と脅され、何事かとは思っていましたが

陰で作った借金に首が回らなくなり、バイトを始めなければならなかった様です。
しかし、悪い癖が先行し・・・

そのバイト代もギャンブルに費やしたことで、結局返済には至らず、裁判所執行手前までになってしまったのです。

こんな人と一緒に居ても、不安しかない…
「子どもたちもこの家も守らなければ」という母親としての決断をしました。

あの時は「もう限界」「これで自由になれる」と思って踏み切った離婚。
申し出てから夫は、狂い果て、暴言や物に当たり散らす様になりました。

これが彼の本性だったのかもしれないと感じ、必死に離婚する方向に向かいました。

もう、自分自身も正常な判断ができない状況でした。

ただ、子どもたちも私もこの家が好きなこと。
3人抱えて引っ越し、家探し、近所トラブルが起きたら引っ越さなければならないリスクなど諸々と考え、今の得策を先行した決断!

今思い返しても、がむしゃらになっていたと思います。

手続きを進めている間は、「これで子どもたちを守れる。安心できる環境で育てられる」という安堵と、これからの明るい未来を信じて意気揚々としていました。

離婚後「自由」になったはずなのに…現実のギャップ

離婚が成立して新しい生活が始まり、想像していたのとは全く違う現実が待っていました。

まず気付いたのは、「全責任を自分が背負うことになった」ということでした。

借金問題からは解放されましたが、今度は「自分1人で稼がなければならない」というプレッシャー。
私は正社員として10年以上同じところで働いていたため、それなりの給料を得ていました。そのため、日常生活は細々と生きていける状況だったのですが、習い事やこれから考え得る塾代を考えると、もっと稼ぎを増やさなければならないと考える様になりました。

借金問題と裏腹に、生活費は私が握っていたため、生活の苦労はなかったんです。
ならば、あのまま受容していればよかったのか?
そんなことがよぎることもあります。

子供の進路…健康管理…トラブルが起きた時の対応
全てを1人で考え、対応していかなければならない重みを認識しています。

そして、物理的に1人では回らない日常の厳しさ。

習い事の送迎、PTAの集まり…今まで夫と分担してたことを全部1人で実行するのは、想像以上に大変でした。

本当の後悔に気付いたエピソード3選

離婚を後悔していることより、「もっと違う結果にならなかったのか」と思ってしまう瞬間があります。

エピソード1:救急搬送が必要になった時

下2人を室内で遊ばせ、家事をしている時のことでした。

真ん中の子どもが、薬箱から自分の薬を大量に出して、(1枚に付い10錠入っているヒート10枚)床の上にばらまき、2歳の末っ子がそれをガジガジ噛んで7ヒートほぼ飲んでしまったのです。

慌てて救急電話相談に電話し、案内された病院へ連絡したところ
薬物中毒センターへの連絡を案内
電話を入れると、病院へ連絡する様に案内。
再度病院へ連絡を入れても受け入れ拒否
何件か当たりましたが見つからず、救急要請を促されて119番通報。

到着した救急隊が病院にあたってくれましたが、受け入れ先は見つからず。

対応した職員の方々から共通で言われたのは
「見ていなかったのか」「薬はどこに置いていたのか」

「なぜ、苗字が違うのか?本当に母親なのか?」

ただ、子どもを助けたい一心で連絡を入れているのに
なぜ、こんなにも畳みかけられる様に親が悪いと言われるのだろうと苦しくなりました。

結果、対応をしてくれないのなら、何も言わないでよ…と、苦しくてたまらなくなりました。

こんな時、パパも居てくれたら違ったのかもしれないと考え、辛くて悔しくて涙がただただあふれ出しました。

エピソード2:元夫と子どもたちの再会

月に1回程度、元夫が子どもたちに会いに来ます。
その時の子どもたちの魅力的な顔と、胸が締め付けられます。

特に印象だったのは、真ん中の5歳の子どもが「パパはなんで、ただいましないの?なんでバイバイするの?」と、聞いてきたこと。

「パパともっと一緒に居たいよ」

そんな言葉まで聞かれ、胸が引き裂かれる思いになりました。

「元夫がギャンブルをやめてくれれさえすれば・・・」という想いがよぎりました。
しかし、それが無理だったのだから今があるのだと自分に言い聞かせました。

エピソード3:学校での居心地の悪さ

授業参観の日に学校へ行った時、他のお母さんから「最近見かけないけど、パパはどうしたの?」と聞かれました。

「離婚して…」と伝えた後の不思議な空気。

悪いことをしたわけではないのに、なんとなく肩身が狭い思いをしてしまいました。

ママ友達との会話の中で必然的にでてくるパパの愚痴が出る時も、私に気を遣わせたらどうしよう・・・というとてつもない罪悪感にさいなまれてしまうことがあります。

離婚して気づいた、夫の「意外な支え」

離婚してから、夫がしてくれていたことに気づきました。

日常の支え
子どものままごとの相手、ゴミ出し、お風呂掃除、電球の交換、重いもの移動…。
これらを夫がやってくれていたことを、いなくなってから初めて気づきました。

特に子どもとの公園遊びやままごとの相手は、子どもにとっても大切な時間だったようです。
1人だと家庭内でやるべきことを優先させ、中々構ってあげられないことも多くありました。
そんな時、もう1人大人がいることで、子どもが満足できる家庭を作ってあげられるのかもしれないと感じてしまします。

精神的な支え
これは離婚してから一番気づくことですが、愚痴を聞いてくれる相手がいることの大切さ。
当時は「ちゃんと話聞いてくれない」と不満でしたが、今考えれば、私の話にはうなずいられたり、「大変だね」と言ってくれたりしていました。

いてくれることのありがたみ
一番感じたのは、「家に帰ると誰かがいる」という安心感。
子どもたちがいるとはいえ、大人の存在があることの心の強さは、居なくなってから身に染みています。

夜中に子どもの急変時、子どもの対応で何か判断に迷った時…。

隣に他の大人がいるだけで、どれだけ心の支えになっていたか。
「当たり前」だと思っていたことが、実はとても貴重なものだったんです。

離婚前に確認しておくべき5つのポイント

私の経験から、離婚前にもっと注意して確認していただければと思うポイントを5つ伝えます。

離婚後の家計シミュレーション

感情的になっている時は「なんとかなる」と思いがちですが、具体的な数字で現実を見ることが大切です。

毎月の固定費(家賃、光熱費、通信費、保険料等)
こどもにかかる費用(宣伝、習い事、給食費など)
収入と養育費の合計
急な出費への対応策

私はこの計算を後回しにしていました。
今になって、きちんと数字的な把握と、それを見据えた計画を立てるべきであったと反省しています。

子どもが必要なときに相談できる大人の存在づくり

子どもたちにとって、両親の離婚は大きな環境の変化です。

・楽しい気持ちをじっくり聞いてみましょう
・離婚後も父親との関係を維持する方法を考える
・友達関係への影響を考えて工夫する
・必要に応じてカウンセリングなどの専門的支援を検討

普段からの声掛けもそうですが、母親以外への相談場所を確保することも大切だと感じています。他の大人へ相談をする環境作りも大切なことだと痛感しています。
家庭内の不安は、不安を感じている母親へは言いづらいものです。

しかし、誰にも言えない環境は子どもの心を破壊してしまいます。

 生活支援制度・実家の支援の有無

一人で子育てをしていく上で、どんな支援を受けられるか事前に調べておくことが重要です。

自治体の一人親家庭向け支援制度
実家や親族からの具体的な支援内容
緊急時に頼れる人や場所
病気や怪我のときのサポート体制

実家が遠く、頼れる人が少ない状況の方にとっては、特に必要なことです。

法的な手続きと権利の確認

財産分与や養育費など、細かい手続きのチェックが必要になります。
家…車…貯金。
そして一番見落としがちなのは、「年金」
夫婦であった期間は共有できるのです。
だから、妻は国民年金支払いをしていた場合にも、夫の厚生年金から配当された金額を受けることができるんです。

こういった細かい事、誰も教えてくれないし、手続きをしなければ貰えないものなので、調べないと損をします。
私の場合にも、私の育休中は年金支払いがなされていないため、夫が支払っている期間の折版が可能でした。
ま、結果として夫が協力してくれなかったので、手続きはできなかったんですけどね。
詳しいことは別の記事にもまとめているので見てみて下さいね。

自分の心の準備

感情的になっている時だからこそ、冷静に現実をみつめることが大切です。
不安ばかりよぎると進めなくなるものですが、収入面、メンタル面を整えておくことはとても重要です。

とはいえ、特に整理前後は気持ちは揺れちゃうんですけどね。

離婚に対する周囲の反応は、思っている以上に気になるものです。

学校行事や地域活動での居心地の良さ
安心の友達の保護者との関係
職場での理解とサポート
新しいコミュニティを見つける準備中

精神的な支えとなる場所を確保しておくことが大切だと思っています。
「本当に尽くしたか?」の最終確認も、重要だと思います。

感情的になっている時は「もう話し合っても無駄」と思いがちですが、冷静になって考え直すことも必要です。

・第三者(カウンセラーなど)を試してみる
・お互いの本当の気持ちを伝え合えう時間を設けてみる
・関係修復のために具体的な努力を考えてみる
・一時的な感情ではなく、本当に継続不可能な状況か確認してみる。

その結果、離婚と覚悟をするのであれば、後悔は少なくて済むと思います。

まとめ:後悔を受け入れつつ、次に進むために

経験した感じたことは、どんなことも後悔をゼロにすることはできません。

でも、後悔を減らすことはできると思います。
そして大切なことは、後悔をしても

「自分が選んだ道」

として、一歩一歩前に進んでいくこと。

私と同じように離婚を考えている方、離婚後に後悔を感じている方に、少しでもなればと思い、この体験を共有しました。

そして、この経験を相談して、誰かの役に立つようになりたい。
同じような悩みを持つ方の相談に乗ったり、支えになったりできればと考えています。

離婚をして後悔をしている方へ

大丈夫です。
今は後悔をしているかもしれませんが、良い方向へ進むように行動をしていれば、少しずつ状況は変わっていきます。
そして、周りを頼ることも考えてみて下さい。
私もそうでしたが、1人で頑張らなきゃ!と、肩の力を入れ過ぎているシングルマザーの方が多い印象があります。

周りを頼っていいんです。迷惑はお互い様なんです。
だから、毛負い過ぎずに、今できることをひとつひとつ考えて行きましょう。

これから離婚を考えている方へ

今、離婚を考えているなら、一度考えてみてください。

感情的になっている時こそ、冷静に現実を見つめることが大切です。
私のように後悔しないように、時間をかけて慎重に判断してと思います。
ただし、DVやモラハラなど、身の危険を感じる状況の場合は、迷わず専門機関にご相談ください。 あなたと子どもたちの安全が最優先です。

最後に

この記事を読んで頂きありがとうございました、自分にとって本当に幸せな選択ができることを心から願っています。

私も後悔は沢山あります。
しかし、子どもたちの笑顔を見ていると「今できることをひとつずつ頑張ろう」と思います。
後悔を少しずつ減らし、少しずつ良かったと堂々と言える様に前に進んでいきたいと思います。

だから、一緒に頑張っていきましょう!

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